山行日 2021年12月4日~5日
メンバー (CL)鈴木(章)、(SL)鈴木(一)、中澤、道祖土、永岡、渡辺(智)、坂井、清水
イブネ・クラシと言う名前に興味を持ち、あっこさん山行に参加しました。
三重県菰野町の朝明渓谷から苔の大平原のイブネ・クラシを経て雨乞山、御在所岳への縦走です。
【12月4日】曇り、夜に雨から雪
下山口に車をデポ後、朝明渓谷を出発。根の平峠までは堰堤を何ヶ所が越えながら進みます。根の平峠から先は落葉した晩秋の山歩きを楽しみながら、上水晶谷、コクイ谷出合いまで数回徒渉しました。
杉峠に向かう登山道中に住居跡らしきものがあり、看板によると御池鉱山旧跡との事。銀・銅を採掘し明治末期には300人余りが働いていたそうです。周りには学校跡や神社跡があり、かつての繁栄を忍ばせます。
杉峠は名前の通り、枯れた?杉の木が1本立っている峠でした。峠に着いた途端に琵琶湖からの冷たい風が吹き荒れ雲も重く立ち込めて来た為進むのは厳しいと判断し、少し戻って本日の行動は終了となりました。早い時間から、あっこさんが用意していただいた食材や山の幸で盛大に宴会を楽しみました。
【12月5日】晴れ
就寝時雨が降り風も吹き荒れ夜中に雪がちらついたらしく、朝起きると一面真っ白な雪景色になっている。自分の中では想定外!?
予定を杉峠からイブネ・クラシをピストンしコクイ谷出合い経由の御在所岳に変更して、空身でイブネ・クラシを目指します。風は止み、杉峠からイブネ・クラシの道は歩き易く、まさしく大平原。朝焼けのピンク色が雪原に映えて感動的な景色でした。
登山道脇の雪を被った苔はモコモコ、モフモフしていて可愛らしかったです。
木々に囲まれたクラシを経てイブネ山頂で休憩。青空の中、琵琶湖や伊勢湾まで見渡せました。
幕場に戻り相談した結果、初冬の稜線歩きを堪能して満足したのと降雪の影響を考えて御在所岳への縦走を変更し、朝明渓谷に戻りました。
イブネ・クラシの苔の大平原が雪の大平原になりましたがとても綺麗でした。是非ともリベンジして苔の大平原を歩いてみたいです。
【12月4日】 | 朝明渓谷(8:30) → 根の平峠(9:55) → 上水晶谷(10:30) → コクイ谷(10:45) → 鉱山跡(12:05) → 杉峠(12:35) → 幕場(13:00) |
【12月5日】 | 幕場(6:20) → 杉峠(7:05) → イブネ(7:30) → クラシ(7:50) → イブネ山頂(8:10~8:35) → 杉峠(9:00) → 幕場(9:25~9:50) → 朝明渓谷(12:40) |