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沢登り・正沢川幸ノ川
永岡 恵二

山行日 2022年8月20日
メンバー (L)永岡、清水、小芝(麻)

急峻な登りの始まり  正沢川幸ノ川は7月の時点で、お盆の北海道ピリカヌプリ遡行前に沢慣れしておきたいと企画したが、誰も手を挙げず、流れてしまったものの、その時に ミーコさんが行ってみたいと言っていたので、再度企画したところ、マキちゃんも手を挙げてくれた。
 この沢は2018年に遡行したが、登れる滝のオンパレードでよい練習になるのだ。藪漕ぎ無しというのも魅力的なところだ。天気予報は午後から雨のため、午前中には登山道に着きたいと思い、6時40分に福島Bコースを出発。林道を40分ほど歩いて、入渓点に到着。木曜日までの雨で増水していると思っていたが、平水だった。遡行を開始するとすぐに堰堤があり、ここは左にしっかりした踏み跡があり、問題なく突破。堰堤を越えるとすぐに急峻な登りが始まる。
 フリクションが効くので、スラブ系はそれほど問題なかったが、岩がもろく、手や足を置く場所はしっかり岩を確認しないと、崩れてしまう。何気なく手を置いた大きな岩が崩れ、とっさに岩を抑え、後ろの二人を避難させる場面もあった。2か所ほどロープを出したが、問題なく、全て登ることができた。右岸左岸の枝沢が崩れているのが目立ち、遡行した幸ノ川もガレガレで以前あった釜もなくなっており渓相がだいぶ変わってしまっていた。

急峻な登りにあきれ顔MPPの50代

 避難小屋で一休みして、下山。林道にでる少し前で小雨が降り出したが、曇りで涼しく、快適な下山となった。
 沢登りというより、ガレ場登りといった感じ。もう来ることはないだろう・・・。

〈コースタイム〉
駐車場(6:40) → 二俣(8:40) → 登山道(遡行終了)(10:50) → 駐車場(13:30)


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