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ハイキング・櫛形山
高橋

山行日 2022年12月3日~4日
メンバー (L)鈴木(一)、荻原、永岡、高橋(祐)、大瀧、金子、大田

 この山行の裏テーマは、山で「麻雀」を行うことである。リーダーの念願だったらしい。
 夕食は折角山梨に行くのでほうとうにした。食材は山梨ご当地スーパーのオギノで調達させてもらった。ほうとうの麺や出汁が当たり前のように置かれていた。また、本日歩く距離は短いため、各人思い思いに酒を買い込んだ。他にも餃子やウィンナー、漬物など重量感のあるつまみを買い込んだ。
 池の茶屋林道登山口の駐車場には11時半頃に到着。ほぼ満車だったが、そのタイミングで下山してきた人も多く、空きが出た。登山口には手入れの行き届いたトイレと小屋があった。
 登山口から宿泊予定のほこら小屋までは2時間もかからず、標高差も200m弱の予定。序盤は緩やかな登り。大きな段差がなくてとても歩きやすい。20分ほどで展望スペースに到着。北は甲斐駒ヶ岳、南は笊ヶ岳までとてもよく見えた。

外付けはネギと大根雪がうっすら乗る白峰三山

 そこからも段差が少なく登りやすい道をサクサクと進み、割とすぐにピークに到着。もう山頂?と思いきや、山頂ではない三等三角点だった。そこからの道も歩きやすく、展望スペースから30分ほど、登山口からはトータル50分で櫛形山山頂に到着。
 山頂から先はなだらかな下り。大量の落ち葉でたまに道が見えづらかったが、特に難しい場所もなく、30分強で目的地であるほこら小屋に到着。テントが2張あって、結構多くの人が来るところなのかと思ったが、小屋を開けたら誰もいなかった。

櫛形山山頂、奥に富士山ほこら小屋

 水を確保したら、リーダーが自作して担いできたアルミ机+緑のマットの雀卓、KGさんが担いできた牌を使っての麻雀大会をスタート。
 麻雀慣れしているリーダー、荻さん、KGさん、初心者組のおーまささんとおーたきさんのペアの4組で試合。金子さんは試合に加わりはしないが、昔は結構やっていた様子で詳しい。
真っ暗になるまで麻雀大会  開始早々、初心者組のおーまささんとおーたきさんが、「これ行けるんじゃないの?」と相談し始めた。ポンと唱えて見せてくれたのは、「東西南北」が1個ずつ揃ったもの。そんな役ないって!と慣れている組は大爆笑。
 途中で私も混ぜてもらった。最初はおーまささんとの連合軍。だが2人ともルールがよくわからず、観戦していた金子さんに何度も救いを求めた。
 そのうち、おーたきさんを見ていたリーダーが興奮しだした。目をぎらつかせて熱心にアドバイスをし始めた。そして、私が捨てた牌を見て、とても嬉しそうにツモを宣言した。とても珍しい役らしい。リーダー曰く「立直、一発自摸、純全帯么九、三色同順」。結構な数の棒を持っていかれた。
 ほうとうを食べた後も麻雀大会は続いた。慣れている方々は牌を捨てるのが早い。素人組は長考ばかりでなかなか進まない。だんだん眠くなってきた。一方、夜が更けるにつれてリーダーは雀鬼モードに。私は雀鬼に次々と棒を吸い取られた。最後は私が無一文になり、お開きとなった。終わった頃には日付が変わっていた。

〈コースタイム〉
【12月3日】 池の茶屋林道登山口(12:00) → 展望スペース(12:15) → 櫛形山(12:50~13:05) → ほこら小屋(13:30)
【12月4日】 ほこら小屋(9:35) → アヤメ平(10:45~10:55) → 池の茶屋林道登山口(13:00)

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