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セルフレスキュー訓練
鈴木 一彦
山行日 2022年11月12日~13日
メンバー (L)鈴木(一)、高橋(俊)、青木、荻原、萩原、勝部、川口、菊池、木嶋、小芝(泰)、小芝(麻)、佐藤(明)、田中(雅)、原口、平井、別所、梅田、橋本、天城、小幡、澤野、永岡、清水、田原

世附川ロッジ  セルフレスキュー訓練は例年、懇親会を兼ねて実施されている。コロナ禍によって、三峰でも世代間交流の場が少なくなっている中、今年は神奈川県西丹沢の世附川ロッジを会場に選ばせていただいた。このロッジのオーナーは荻原会長の大学生時代の同級生。準備段階からご協力をいただくことができた。前夜から会場入りし、最終的なチェックを実施し、早めに就寝した。
 訓練初日は雲一つない快晴のコンディション。この日は紅葉観賞の車が集中したのか、渋滞に巻き込まれる参加者が続出し、スタートは30分ほど押してしまうことになった。
 今回は、セルフレスキューの実技よりも、ベテランの方のヒヤリハットの中に気付きを得るため「温故知新」をテーマに全体を4グループに分けグループディスカッション形式で行うこととした。
 最初のテーマは「隣の人のファーストエイドキット」。普段、持ち歩いているファーストエイド用具を披露してもらい、どんな意図で持ち歩いているか、どのように持ち運んでいるかの情報交換を行った。次は、それぞれが体験してきた「身近な危険」がテーマのディスカッション。最後は各グループで最も印象的だった出来事をみんなの前で再現してもらった。
 身の毛がよだつようなシチュエーションがあったり、手近にあった道具を活用して窮地を脱したりと、ベテランの方々の経験はやはり役立つものばかりだ。
 みんなでわいわい実演していると時間が経つのはあっという間。定刻の15:00となって講習はお開き。お待ちかねの懇親会へと突入した。
 ロッジ近くのダム湖へ薪集めに出かけると、そこは皆さん慣れたもの。あっという間にうず高く倒木が積まれていった。そうこうしているうちに原口さんらが到着し、豪華料理が並ぶと宴は最高潮に。コロナ禍に負けない三峰の絆が深まった夜となった。

真剣な討論風景迫真の演技

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