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縦走・雲取山~三峯神社
菊池 啓

山行日 2023年4月8日~9日
メンバー (L)大瀧、菊池、木村、川口、佐藤(功)、高橋(祐)、橋本

 自分が三峰山岳会に入会した令和2年の同期。年齢も性別もバラバラだけど山歩きが好きという1点でつながった面白おかしい仲間たち。仕事の事情であったり、結婚をしたりと環境の変化の中で退会する仲間もいましたが、更に今回咲稀ちゃんが海外へ旅立つということで壮行会と今いるメンバーの同期会も兼ねての山行計画となります。
 計画は自分たち同期が縦走好きなメンバーが多い+宴会したいということで風呂があって登山口からすぐに行ける三条の湯に泊まり、雲取山を登って三峰神社に参拝しようというのに決定。風呂に入って飲んで歩いての楽しい同期山行となりました。

【4月8日(土)】
 8:35のバスに乗ろうということで間に合うように奥多摩駅集合・・・のはずが我らのリーダー大瀧嬢が電車の時間を間違えて遅刻。今日は林道歩きを3時間だけなので先に行ってもよかったが折角の同期山行、一人で林道歩くのは寂しいよねと言うことでリーダーを待って1時間遅れの9:30のバスで行くことに決定。
 10:30にお祭りバス停着。準備もそこそこに歩き出す。天気予報は午後から雨予報だけど、どうせ夕方にはテントに入って宴会だしということで車道のような林道をサクサク歩く。しかし歩くのが好きなメンバーだけあってテント泊装備のはずなのに歩くのがとにかく早い。途中カエルの写真を撮ったり適宜休憩をしたのにコースタイム3時間のところ2時間半に巻いて三条の湯に到着。
 とりあえずテントを張ったら三条の湯に入ろうということで、さっそく入浴したがいい湯加減で最高でした。そして入浴後はさっそく宴会開始。登山口からすぐのテント場なのでとにかくみんなつまみとお酒(特に自分)が大量にあり、時間もたっぷりあるので眠くなったら昼寝をしながら山の話、咲稀ちゃんの海外赴任先、自分の昇格?話、恋バナや川口さんのお酒の話と話題は尽きず夜は更けていく・・・。

【4月9日(日)】
 今回特別参加のちーちゃんだけは自分たちより1年あとの代だが、9日は昼から用事があるとのことで残念ながらここでお別れ。1時間早く起床して歩いてきた林道を下り帰っていきました。
 三条の湯から上は人があまり入らないのか細いトラバース道も多く、曲がる道もわかりづらいため一般登山道の割には荒れているような感じでした。それでも稜線の三条ダルミまで登ると比較的安定した登山道になるが今度は強風が吹き荒れて寒い・・・。そのため頂上の雲取山避難小屋でお湯を沸かしてお茶を飲みながら休憩。そのため頂上の雲取山避難小屋でお湯を沸かしてお茶を飲みながら休憩。小屋の陰で風を避けて日向でのんびりしながら30分ぐらいすると体も温まってきたので小屋の裏にある雲取山山頂に移動します。
 雲取山頂上は雲一つない青空に富士山と南アルプスもくっきり見えて心地よい晴れ間の中、同期全員で記念撮影をしました。ここ最近ずっと雪山に入っていたので雪のない晴れの登山は久しぶりで非常に楽しい。

R2入会組の面々

 記念撮影後はひたすら三峰神社まで歩き続けます。基本的に下り基調と思いきや白岩山や霧藻ヶ峰などいくつかピークがあって意外と歩きごたえのあるコースでした。宴会山行だと思っていたけどなんだかんだ山岳会らしい山歩きになったねと話しながらも皆相変わらずの健脚でコースタイムより巻き気味に歩き続けます。
 山頂から6時間ほど歩いてようやく三峰神社に到着。三峰神社は自分の予想よりはるかに大きく格式があるようで参拝のあとに立派な山門で記念の写真撮影をして無事に山行は終了。

三峰神社の山門前で

 神社の近くの食堂でわらじかつ丼(タレかつ丼で美味い!)を食べて秩父駅で楽しい同期会は解散となりました。

【最後に】
 一緒に歩いていても宴会しても楽しい同期達、このメンバーで歩けて最高でした。それぞれの事情でいつまで皆で歩けるかわかりませんがまた宜しくお願い致します。

〈コースタイム〉
【4月8日】 お祭りバス停(10:30) → 三条の湯(幕営地)(13:00)
【4月9日】 三条の湯(幕営地)(6:00) → 三条ダルミ(8:15) → 雲取山山頂(9:00~9:40) → 白岩山(11:30) → 霧藻ヶ峰(13:05) → 三峰神社(14:00)

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