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山スキー・仙ノ倉谷シッケイ沢左俣
荻原 健一

山行日 2023年3月12日
メンバー (L)荻原、永岡、清水、川口、大瀧

仙ノ倉山・山頂にて  昨日の柄沢山に続いて今日も天気が良い。滑降の成功を確信して、意気揚々と出発する。昨日の疲れもあるようでメンバーの足取りは重いが、柄沢山に比べると比較的登りやすい傾斜で4時間半ほどで仙ノ倉山の山頂に到着する。いつものように記念写真を撮って、さぁー、いよいよここから1,500mのダウンヒルの始まりです。山頂からのエントリーはいつも気分がいいもんですね!
 山頂直下の傾斜はそこそこ強く、源頭部の広大なロケーションと相まって吸い込まれそうな錯覚を覚える。慎重にワンターンすると雪は昨日以上に快適なザラメであとは重力に任せて一気に高度を落としていく。高度差に加えてとにかく広大なバーンがどこまでも続く感じで10年くらい前に滑った仙ノ倉谷・西ゼンなんかと比べてもスケールが大きく滑りごたえも十二分だ。

山頂より滑降スタート!吸い込まれるような源頭部

 山頂から1時間ほどで毛渡沢に合流するとあとは沢沿いにだらだらと滑って群大ヒュッテへ。
 ここから更に林道を1時間で毛渡沢橋に出て、予めデポしておいた車で元橋駐車場まで戻って終了となる。天気・メンバー・雪質に恵まれ今回も満足度の高いスキー山行になった。そして来週は火打山からの焼山北面台地だ!

広大な源頭部シッケイ沢滑降その1
シッケイ沢滑降その2中流部の特徴的な地形を滑るシッケイ沢滑降を終えてホットひと息

〈コースタイム〉
平標登山口・元橋駐車場(7:00) → 仙ノ倉山(11:30~12:00) → 毛渡沢出合(13:00) → 群大ヒュッテ(14:00)~毛渡沢橋(15:00)


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