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集中山行・谷川岳
その5 沢登り・ヒツゴー沢
古屋 純

山行日 2023年9月24日
メンバー (L)永岡、古屋、清水、大瀧

 ヒツゴー沢にはまだ行ったことがなかったので、何時か行きたいと思っていた。今回は谷川肩の小屋集中だが、国境稜線に藪漕ぎなく詰められるようであり、軽身でのんびりワイワイもいいなと思いメンバーに加えてもらうこととなった。当初は土曜に二俣付近まで進んで沢泊し翌日ヒツゴー沢に入る予定だったが、幕を張る場所があるのかあいまいなのとヒルの心配もあったので、焚火はあきらめ前泊地にて前夜祭を行った。
 翌朝は集中には間に合わせたかったので早めの出発。アプローチは明瞭で所々テープやペンキのマークあり、噂のヒルも入念な対策のおかげか一人一匹付いている程度だった。

序盤の方中盤

 沢自体はこじんまりしている印象で、ホールド・スタンスはあるので登りやすく、若干滑るところもあるがラバー・フェルトどちらでも問題なさそう、暖かい時期にシャワーを浴びながら登るとより楽めるかもしれない。

源頭が見えてきた稜線まであと少し

 詰めも迷うことなく快適で予定通り国境稜線に出た、ちょうど赤谷川本谷の小芝パーティがすぐ目の前まで来ておりプチ集中。少し歩くと肩の小屋が見えてきた。モートーコールで感動のフィナーレと思いきや、小屋前に誰もいないのか、永岡さんが無線で問いかけて出てきてもらった。そしてモートーコール。集中できた。

〈コースタイム〉
駐車場(5:35) → 二俣(7:00) → 出合(7:10) → 国境稜線(13:30) → 肩の小屋(13:50)


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