山行日 2024年3月23日~24日
メンバー (L)小芝(麻)、佐藤(明)、菅原
【3月23日】放山 雪のち雨
例会として天元台スキー場からの山スキーを計画として出していたが、今年は雪が少ないため転進。シャルマン火打へ。
シャルマン火打スキー場のホームページから入山届をダウンロードして記入をし、プリントアウトを事前にしておいた。その紙をレンタル受付に提出する。リフト1回券を購入しリフトに1本乗る。リフトを降りたところにあるパトロールに一言声をかけてからスキー場外へ出る。まずは貯水池まで滑り降りる。貯水池は雪にすっかり埋まっていて、そこでシールをつけて歩行を開始。明るい林を楽しみながら、のんびりと登っていくと、1時間半くらいで、あっという間に放山山頂に辿りつく。焼山が薄っすら目の間に見える。
明さんからは、登ってきた尾根を降りて、貯水池から二本木調整池をめざしてもいいね、と提案はされたが、もともと行こうとしていた放山から南又を降りるルートで変わらず行くことを伝えて、当初ルート通りで降りることにした。天気も悪くはないので、登ってきたルートと違うルートから降りるルーファイをしてみたかったからだ。シールを外していざ滑走開始。
雪質は重いが滑れなくはない。今朝まで降った雪のおかげだ。またノートレースの斜面が沢山残っていて、楽しく滑走。途中開けた斜面を滑り降りると不安定な雪質の斜面が現れる。雪崩ないようにそっと滑り、安全なところまで1人ずつ降りる。ホッとしたのも束の間。沢筋をくだるが、見上げると谷の斜面には雪庇が張り出し、スノーボールをゴロゴロゴロ。。。一刻も早くここを通り過ぎた方が良さそうだ。お互いの距離をある程度保ちながら沢筋からを一気に下る。沢が下れなくなったところで左岸から尾根にあがる。少し上がったところで、その後のルートを考えると右岸の方が良かったかも思いつつも、他の人のトレースが1つあり、また地形図をみると右岸に渡れそうなポイントもありそうなので、このまま左岸を滑り降りる。ただそろそろ右岸に行きたいのに、ちょうど沢を渡れそうなところがなくだんだん不安になる。明さんから、地形図をみると林道が途中で切れているけど、この林道はもっと先まで続いているとはずとアドバイスをもらい、林道があるであろう所まで下る。すると林道にぶつかって一安心。林道を辿っていくとスキー場に戻れる。気がつけば雪が雨に変わり、おかわりはなしで、12時で本日の滑走は終了。
帰りに紅ズワイガニを道の駅で買い込み、宿でカニをツマミに宴会。夕飯は焼肉と、運動量に対して食べ過ぎな1日だったが、楽しい1日となった。
【3月24日】神奈山 晴天
宿を出て程なくすると神奈山が左手に見えた。名前は優しい感じの名前の山だが、姿はとんがった形をしていて、勇ましい。
スタートは休暇村。駐車場脇を歩いていくと川にぶつかる。橋を渡るとその先は痩せ尾根。痩せ尾根を抜けると、メローなブナ林の斜面を淡々と登る。今日は天気が良いので歩いているだけで気持ちがいい。藤巻山ピークは踏まず、南斜面を巻いていく。右手に沢筋を見ながら、尾根を上がっていくと森林限界となる。標高1,400m。ここから滑走開始とする。
雪は重い。雪に足をとられ、前につんのめりそうになる。そして、曲がらない。ボーゲンで頑張って曲がったり、キックターンをしたりして、すぐ太ももはパンパン。雪が悪いので、藤巻山のピークは通らず、登ってきたルートを降りることに。ただこれは良くない選択肢と後で気づく、痩せ尾根を下ることに、、、。登っているときも痩せ尾根だなぁ、とは思っていたが、いざ下ってみると、この雪質で降りるのは一苦労。後で地図を見返したが藤巻山ピークから降りた方が降りやすかったかも。失敗、、、。まぁ、こういう事を経験して、成長していくんだろうなぁ。ひとまず無事に下山できて良かった。
山スキー2年目のひよっこリーダーの1日は無事に終わった。来年はもう少しチャレンジしたルートに行ってみたい。
【3月23日】 | シャルマン火打スキー場トップ(8:50) → 放山(10:10) → シャルマン火打スキー場(11:49) |
【3月24日】 | 休暇村(8:30) → 神奈山標高1400m付近(11:45) → 休暇村(13:00) |