山行日 2024年2月4日
メンバー (L)荻原、川口(修)、鈴木(一)、萩原
この山行は変更の多い山行だった。まずはリーダーが体調不良による不参加で私に変更、初日の鍋倉山スキーこそ残りの7名で予定通り北面パウダーを楽しんだが、翌日はいろいろあって結局4名となり、当初予定していた黒姫山東尾根は雪不足&新リーダーの私が前から行ってみたかった黒姫山・七ッ池シュートにリーダー権限で強制ルート変更と相成った。
ということで多くの変更があったものの、希望ルートに行けるとあってリーダーの私のモチベーションは朝から高いのだ。大橋登山口は黒姫山以外にも佐渡山や乙妻山スキーの基点となっており、この時期は駐車場問題があるのでまだ暗い6時過ぎに駐車場を確保して準備してから6:30に出発だ。トレースは前日のものと思われるものが出てきたり消えたりという感じだが、雪は深くなく順調に高度を稼ぐ。独標1,619mあたりからの急登をこなし黒姫山西方の独標1,893mの少し東で外輪山の乗ると気温は低く、雪も軽い。七ッ池シュートの滑降に期待を膨らませながら外輪山を東に回り込むとやがて黒姫山の山頂だ。
ここからコンパスを合わせて標高差で30mほど藪の中を降りていくと忽然と七ッ池シュートがその姿を現す。傾斜40度ほどと聞いていたが実際は30度程度か?上部はアイスバーンだったが、2-3ターンすると軽い新雪が溜まっており、快適滑降となる。眼下に真白な七ッ池を見下ろしながらの滑降は気分爽快だ!
あっと言う間に七ッ池の雪原に滑り込むと青空となり、滑って来た七ッ池シュートや眼前に広がる七ッ池の雪原が素晴らしい。これぞ山岳滑降の醍醐味と言ったところか?ここからシールを付けて大池方面に進み小黒姫山との鞍部から外輪山に登り返し、あとは南斜面を滑って大橋へ。南斜面は上部こそ快適滑降だったが、標高を落とすと雪はガリガリとなり、あとは消化試合へ。しばらくで林道に出るとあとは立っているだけで自動的に駐車場に到着し、今山行も終了なる。
七ッ池シュート、ご馳走様でした!
〈コースタイム〉
大橋登山口(6:30) → 黒姫山山頂(11:30) → 七ッ池(12:00) → 大橋登山口(14:20)