山行日 2024年10月26日~27日
メンバー (L)永岡、清水、小芝(麻)、小芝(泰)
【10月26日】記録:小芝(泰)
行った人皆が一見の価値ありと言う白石沢スラブ。本来なら皆がこぞって手を挙げる例会だと思うが、前の週に船宿貸し切りの白石沢ツアーがあったためか、聞くと定員に空きがあるとのこと。これはラッキーと申し込み、最後の一人枠に入れてもらうことができた。
朝6時過ぎに遊覧船乗り場の駐車場に付き、準備などして7時に六方の渡し舟に乗った。薄曇りに色づき始めた木々が湖面にゆらゆらと映っている。静かな湖面をボートで疾走すると冷たい風が気持ちよい。途中、山行の安全祈願にと湖の中ほどにある十二山神社の鳥居にボートを寄せてくれた。20分ほどで白石沢出合に着いた。産卵近いイワナを見られるかもと期待したが、ほとんど枯れ沢になっていて魚影はなかった。
40分ほど遡行すると、白石沢スラブに突き当たり傾斜の緩そうな所を選んで登り始めた。一面真っ白なスラブが広がってはいるが、大きさを比較するものが無いので今一つスケール感がわからない。途中からKG・ミーコペアと別々に登って遠くから見てみると、彼らが火星でも歩いているかのような不思議な光景で、思わず声が出た。
暫くスラブ上の尾根からの景色を楽しんだ後、出合に向けて下山を始めた。大した傾斜はないが、転ぶと大事なので慎重に下った。岩が濡れていたらロープ無しでは下れないかもしれない。
1時間半ほどで白石沢出合に戻り、迎えの船で遊覧船乗り場に戻った。
観光に近いほど良いハイキングで、あの景色が見られるとは。一見の価値ありでした!
夜は只見の森キャンプ場で宴会し、ゆったりと秋の夜を楽しめました。
六方渡し舟:定員4名貸し切り。往復24,000円。要予約。船舶免許があれば1,2000円ぐらいで1日レンタル可。
【10月27日】記録:清水
只見線の車窓から見える尖がった山「会津のマッターホルン」と呼ばれる蒲生岳を登りました。
スタートは会津蒲生駅の裏から、映画さながらの「幸せの黄色いハンカチ」に見送られての出発です。
気持ちの良いブナ林をすぎ尾根に上がり、鎖が連続する岩場をグイグイ登ると、あっという間に山頂です。山頂からは360度の大パノラマが広がり、眼下に は緩やかな只見川の流れが見渡せます。
下山は、鼻毛通しコースを通りノンビリ下りました。只見線に乗車しての「駅からハイキング」で再訪もアリかも。
〈コースタイム〉
■白石沢スラブ
奥只見湖遊覧船乗り場(7:00) →白石沢出合(7:20) →白石沢スラブ尾根上(9:00~10:00 → 白石沢出合(11:30~12:20) → 奥只見湖遊覧船乗り場(12:45)
■蒲生岳
蒲生岳登山口駐車場(9:00) → 山頂(10:00~10:25) → 鼻毛通し(10:44) → 蒲生岳登山口駐車場(11:30)