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山スキー・北股岳(石転び沢)
清水 三枝子

山行日 2025年5月24日
メンバー (L)清水、荻原、永岡、小芝(麻)、大瀧、久保田

 多雪だった今シーズン、ずーっと行ってみたかった石転び沢を山スキー納めの山行として計画しました。体力的に不安でしたが、皆さんに助けて貰って良いシーズン納めができました。

ここからスタート  早朝に倉手山登山口の駐車場に到着すると既に満車状態だったが何とか停める事ができた。翌日の天気予報が悪いが、当初の計画通りテント装備を担いで出発する(結局日帰りになったのでボッカトレになってしまった)。
 飯豊山荘付近にテント装備をデポし、ブナ林の美しい温身平を過ぎ、堰堤を越えて登山道に入る。崩壊が激しい悪路の中1時間以上歩いて石転び沢に降りスキーブーツに履き替える。
 ここからは雪渓の上を延々と登るだけだ。シール歩行の人、シートラの人と各々自由に登る。
 石転びの出合い、本転び沢の出合いを過ぎると斜度も急になり始めたのでシールからアイゼン歩行に替えて急斜面を登る。
 アイゼンが効きやすい雪だったので何とかビビる事なく登ることができた。

左が石転び沢あともう少し

〇〇滑りまーす  出発してから約8時間かけて梅花皮小屋に到着。長かったぁ。雲行きが怪しくなってきたので雨が降る前に滑り始める。以前7月に縦走中に覗いた時は出だしが超急斜面に見えたが、今回は残雪が多い影響か?さほど急には感じなかった。
 お楽しみの滑走は曇っていたおかげで、程よく緩んだザラメで想像以上に滑り易かった。
 急斜面は最初だけですぐに快適な斜面になり、楽しくて(疲れを忘れて)デポ地まで殆ど休まずに滑ってきてしまった。その影響かブーツを履き替えて歩き出した途端にバテてしまい、帰路は大幅に遅れてしまい迷惑をかけてしまった。
 それでも何とか暗くなる前に登山口に到着し、山行終了となりました。おつかれさまでした。

〈コースタイム〉
倉手山登山口(5:30) → 温身平(7:20) → 650mデポ地(9:00) → 梅花皮小屋(13:20~13:50) → 650mデポ地(14:15) → 温身平(16:30) → 倉手山登山口(18:20)


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