山行日 2025年7月5日~6日
メンバー (L)川口(修)、田中(聖)、深谷、関、他1名
私にとってはシーズン初め2週連続沢登りとなった。前の週の東黒沢/ウツボギ沢が結構大変でヘトヘトに疲れたので、一週間で回復できるか不安だったが、こういうことは勢いに任せておいた方がよいだろうと、参加決意。東黒沢/ウツボギ沢は途中から雪渓歩きになり、そこですっぽ抜けてなくしてしまったチェンスパに加えて、新たに軽量の下山シューズを購入するため頼りのモンベルへ駆け込む。少しずつ自分が要する道具も自分で選べるようになって調えることができるのは、うれしい。
今回はお試しで参加くださる日置さんと、初めてとはいえよく動けそうな関さんがご一緒ということで、、、いや、、、これ絶対私が負担をかけてしまうパターンでしょ、、、いや、誰と一緒でも大抵そうなってしまうんだけどいいんだろうか、、、と躊躇いは拭いきれない。そこへ、直前にチアキさんから合流連絡あり~~~。やったー。もう元気出てきたーー。楽しみーーー。しかも、車を一台裂石にデポして下山を縮めてくれる発案までしてくれた。女神です!
前泊は道の駅丹波山。ここですでに東京よりかなり涼しい。夜の心地よい風と静けさを感じる。
車のデポを待って、6:50に三条橋をスタート。毎回思っているけれど、車出しをしてくれる人の負担には感謝しかない。
長い林道を歩く。歩く。歩いて歩く。。。暑い。すぐに汗をかく。もう本当に本当に私はこういう暑さに弱い。しばらく歩いたところで、私、手拭いを落としたことに気付いた。ま、いいか、とも思ったけれど、汗かきの私にとって沢登りでの手拭いは必須アイテム。しかも握りしめているだけで、時に精神安定剤的な役割すら果たしてくれるアイテムなのだ。ちょっと戻れば落ちているかもと思って、取りに戻ると言ったら、川口さんが同行してくれることになった、、、ごめんなさい。
日置さん/関さん/チアキさんに「ゆっくり先歩いてて~」と言い残して、手拭いを取りに戻る。無事に見つけて入渓点に戻るも、ん?三人がいない。どうやら三人は入渓点を通り過ぎて調子よく歩き続けてしまったみたい。川口さんが連れ戻して、無事にみんな揃って入渓。
が、なんと、ルートを逆回りに泉水谷を遡行してしまっていた~。沢登りだから、私もなんでも「登ればいい」ものだと決めてかかっていた・・・。あぁ、、、人任せにしていて本当にごめんなさい。歩くだけで精一杯なんです、、、林道から降りたら左方向が正解。軌道修正したのち、すぐに女性多めの大人数のパーティと会う。これは先に越させてもらった方がいい。なぜなら幕場は限られているから。
最初は比較的大きい石のゴーロが続く。水に足をつける度に、蒸し暑さからの小さな解放を感じ、頭も気持ちもすっきりして緑に目が奪われる。
またたく間に先頭の日置さんと距離ができてしまう。自然と、先頭で日置さんがルートを確認し、それを関さんが補完し、チアキさんが少し遅れて、、、という役割や順序ができている。私は確実に追う。それしかできないから、そのように集中するしかない。
あぁぁぁぁ、でも私やっぱりかなり遅い、、、。遅れることはわかっているけど、自分の足を早めることもできない。焦るとほんの小さな石表面への着地でも失敗して足を捻りそうで怖いのだ。これは結構、脳が疲労するよ。私の脳はもう加齢曲線にあるのだから、右足の次に左足の心配をするのはすごく疲れるのよ。ちょっとテトリス?のゲームをしているみたいな感覚でひたすら石を処理する。頭がヘトヘト。
でも、前の人と距離ができても、焦らず確実に追うことを意識するようにした。3人は要所要所で待っていてくれて、その繰り返しで信頼は厚みを増していく。まぁ、川口さんは私の後ろで多分かなり辛抱強くついてきてくれる。
小さい滝がたくさん現れ、4m滝、7m滝と登る。滝を登るのはすごく好き。滝の前のカメもヘツリも私は好き。私はどちらかというとできるだけ水に入ることにしている。身体を冷やすこともできるし、ヘツったつもりが落ちるのが怖くて降りられなくなることが多いからだ。あぁぁ、水は気持ちいい。このままここでしばらく泳いでいたい。
滝も大体4番目で登ることになり、前の3人をできるだけ観察した。見てると結構いけそうな気分になってくる…。けど、いざ自分がやると、まぁ体格の違いもあるし、下から見た様子とは滝のスケール感が全く異なる。届きそうで届かない次の一手。まぁ、これも時々ふわっと荷物が軽くなると思ったら、川口さんがいつの間にかすぐ後ろで押し上げてくれていた。
そんなこんなでみんなを待たせることに焦りそうになりながらも、確実に追うことに集中して、時々美しい眺めに吸い込まれそうになりつつ、後ろから押し上げてもらったり、ひっぱり上げてもらったりして、17時過ぎに1,080mあたりの幕場にどうにか着いた。
結局、他にも5人くらいのパーティがいて、我々より少し下流に幕を張っていた。幕場では、そのパーティの人が大きめの山女を一匹と小さめの山女を一匹見せてくれた。
ずっと変化のある渓相だった。シーンが変わるたびに心奪われてしまうけど、早く歩かないと・・・。大きい滝は巻いたり、ついに懸垂下降もやった。最初の懸垂下降はセッティングがボロボロだったけど・・・。全部で3回、しかもロープギリギリの高さからの懸垂下降もすることができたから、結構自信がついた。ロープってすごい。いや、ロープを降ろしてくれる人には、もう感謝しかない。
チアキさんが発案してくれた車デポによるルート短縮のおかげで、私はどうにか歩ききることができた。
今回もずっとチアキさんが励ましてくれて、川口さんが辛抱強く?後ろにいてくれた。この前後、かなり落ち着ける配置だ。チアキさんの足取りは、本当に強い。しかも、ルートや後続のことも把握しながら歩いている。私はわかっている。たくさん歩いて練習してあんな風に歩けるようになりたいけれど、多分チアキさんみたいに上手に歩けるとしたらかなり遠い先だろう。辿りつけない。本当に女神。