山行日　1972年5月21日
メンバー　今村、渡辺、溝越、山本、鈴木(嶽)、庭野、北林

　晴々した爽やかなハイキング日和だ。五日市に着いた時には全員集合していた。が、浅間峠コースのメンバーがいない。ずっと前にタクシーで向かったとのこと。どうも我々は懐具合の悪い者ばかり集めたのではないかと、皆大笑い。新緑の山々、渓谷を見、一路バスは柏木野へ。バス停より少し戻り指導票を見つけ、河原に下り一休み。尾根に出るまでこのコース最大の登りも快調に行くが、ただ一人腹が減ったの喉が渇いたのといくらか遅れ気味の人もいたにはいたが。甲武相国境稜線までは大した登りはない。途中、展望の良い伐採地を過ぎ、地図上には目立たない下りが少しあるが、ほんの一登りで野暮ったい感じの国境稜線へ出る。もう生藤山は目と鼻の先だ。この辺りが生藤のピークと思われる辺りで猛登(モートー)のコールをかける。頭上より返答あり、ほんのちょっぴり藪臭い急登の後、山頂に立つ。