9月5日、久々の三峰祭りは丹沢の三峰山の麓、不動尻キャンプ場で行われた。
　子連れ8名も含め総勢37名からなる三峰山岳会御一行様は不動尻キャンプ場の炊事場へ、ここが三峰祭りの貸切会場となった。
　炊事場の中央には炉がしつらえてあり、早速先発隊の原口、渡辺の料理指導のもとおでん、芋煮と上等な料理ができあがり裸電球の光より明るく、熱すぎる焚き火を遠巻きにして三峰祭りは宮坂さんの音頭で始まった。
　火の弾ける音に混じって生ビールを流し込む音、食器をカチャカチャさせる音、子供のはしゃぐ声、大きな語り声、笑い声、そして大きな歌声と続く。
　一次会の〆では子供を除いて誰も立つ人がいない、やがて二次会の〆、その頃からは歌の内容もえらく上品になり、酒が足りない足りないと騒ぐ声がしきりと出だした。
　もう焚き火の周りにはいつもの決まった方々を除いて誰もいない。
　翌日、心配していたほどの天候の崩れはなく当日組の有山さん、相沢さんを加えて39名全員が三峰山(935m)へのお祭り登山となった。
　最年長に宮坂さん始め、稲田君と子供さんも含め老いも若きも落伍者は一人もなく無事キャンプ場に戻った。
　最後に先発隊として来られた皆さんを始め、先輩の方々には大変お世話になったことにお礼を申し上げます。