山行日 1986年2月2日
メンバー (L)川田、牧野、山沢、升田
2月2日、スキーのパンフレットを牧野さんと見ながら乗り込んだのは浅草を7時10分発、東武日光行きで、途中、山沢さんと今回のリーダー川田さんが乗り4人の山行となりました。
9時15分日光に着き、朝食をとっていない私は歩きながらサンドイッチを食べるという始末。駅からすぐ登山道に入り、しばらく私の苦手な階段状の道が続き、川田さんとトップを交替し、あまり雪が積もっていない道をゆっくり歩きましたが、20分後緊張とプレッシャーでしばらく休憩。"ゆっくりのペースでいいから"という言葉で少し気が楽になり、神ノ主山まで登りました。ここは高度838mでしたが眺望も良く、男体山、赤薙山、ちょっと奥の大小真名子もバッチリ眺めることができました。
そこからどのくらい歩いたか山沢さんと"あそこが頂上だね"と言い合いながら何度も裏切られ、ラクダのコブのような頂きを何回となく登降し"今度こそ頂上だね"と確認し合い12時にやっと到着。
山頂は雑木林でも時折風が強く当るので、南側の陽だまりを見つけ昼食としました。11月ではないけれど小春日和ともいうようなポカポカの陽気でのんびりでき、14時に独標経由で発電所方面に下山・・・の予定でしたが、国定公園内のルートに変更し国道に降りることにしました。その間、急斜面があり私は掴まる所もなく数メートル下までシリセード? 続いて山沢さんまで止まらなくなり、牧野さんも何気なく転んでいたようで両手が栗のイガだらけ。後ろでは川田さんが3人の状況を見てあきれた表情でにんまり。私も滑る回数が多いので弁解の余地もなく、ここは笑うしかないと得意のごまかしでした。何とか神社が見えてくる所まで来た時、コンタクトの調子が良くなく、外して不安定な足取りで何とか下山。
日光駅まではバス利用。軽く食事をした後温泉かな? と思ったらそのまま駅へ・・・残念。今度は日光でスキーをしたいね、と話しながら帰京。春を目前に、ほのぼのハイキングで楽しかったです。