山行日　1987年9月13日
メンバー　(L)服部、升田、日野、他1名

　9月13日、名前だけは何度か聞いたことがある、服部氏の友人、トラさんこと堀場氏を含めた一行4人が行ったのは、彼岸花が鮮やかな丹沢・三峰山(標高934.6m)。
　登り口から稜線まで、最後の若干の急登を除いて、晩秋の落葉の頃は一層味わい深いだろうと思われる。緩やかな樹林帯が続く。行き交うは、ファミリーハイカーと流行の中高年ハイカーたち。この日、1歳アップした私を含めても、平均年齢30歳未満の我ら4人は、幾パーティかを抜いて頂上へと向う。短い橋やら梯子やらが架っている小さなアップダウンを越えて着いた頂上は、曇空ということもあって、展望はいま一つ。三角点も頭が欠けている。
　不動尻のキャンプ場までの下山道。ジョギングシューズはよく滑る私の尻は痛い。後で笑う奴も転がる。他人の振り見て我が振り・・・・・。
　林道歩きに入り、山神ずい道では服部氏の脅しに二人の悲鳴がよく響く。広沢寺の岩場をしばし見物の後、立ち寄った大釜弁財天は、境内が沢になっていて釜があり、初夏に遊びに来るのは良さそう。
　七沢温泉七沢荘の露天風呂。女は子宝の湯、男は天狗の湯(効能は神経痛、リュウマチ、胃腸痛、美容効果)。よくある近場の観光地風で山の宿というには程遠い。とはいえ、湯上りに帰りのバス停から見た夕日に初秋の山のささやかな満足を感じ、今日も終わる。

〈コースタイム〉
煤ヶ谷バス停 →2時間7分→ 頂上 →1時間9分→ 不動尻キャンプ場 →1時間43分→ 七沢温泉

費用
本厚木～煤ヶ谷　バス代　370円
七沢病院入口～本厚木　バス代　270円
七沢温泉　入浴代　1000円