左岩稜よりのクラックをフレンズのエイドで登り、上部のスラブを登ったが、岩が脆くボルトが抜け、墜落。岩が脆いためクラックにロストアロー7番を打ち左のブッシュ帯へ振子トラバースしてテラスヘ。2ピッチ目、左に回り込み、フェースにボルト2本打ち、エイドで登る。さらにランペ状にあるクラックを登り、ハング下からアペンディックスに合流した。
わずか2ピッチと短いが手応えがあり、楽しめるルートだと思う。今回は冬期のためエイドで登ってしまったが、今後フリーで登れる可能性もあるだろう。
クライミングジャーナル48号より転載。尚、この山行には斎藤ひろ子さんも同行した。