山行日　1990年12月9日
メンバー　(L)鈴木(章)、作田、服部、井上(雅)、五十嵐、石山、(高野)

　お昼はチーズフォンデュというので参加したのですが、季節も場所もぴったりの御岳山でした。登山口は何か所かあると聞いていたけど、今回は沢伝いに入って、稜線に出て尾根歩きという適度な運動のあと、頂上を少し下ったところにある、落葉のつもった木もれ日の枯木の間で宴は始まったのでした。材料は、ワイン・チーズ・ゆで野菜・ソーセージ・フランスパンなど、すべてアッコさんと千恵子さんが用意してくれて、とても恐縮。チーズがとけたらすぐ食べれるところがうれしいですね。メンバーも控え目で物静かな人ばかり。わりに品よく、なごやかに、時は流れてゆくのでした。しかし、皆しっかり飲んでいた様で、途中服部さんが、頂上で落ち合うことになっていた原口さんたちを探しに行った後姿も少したよりなさそうに見えたし、アッコさんはまっ赤になってしゃべりまくっているし、よく見ると、日本酒のパックもいくつか空き、ワインのびんもころがっていた。というわけで、私もそうとう飲んでいたので、何が話題になっていてどんなことをしゃべったのかあまり記憶にないのですが、アッコさんのお手製のあんこがおいしかったのと、千恵子さんの"網の中のたこ"のまねが実演付でおもしろかったのと、うわさの白かりんとうがとてもおいしかったのは忘れられないのです。最後に、アッコさんの持ってきた香りの紅茶を飲んだのですが、これがまたさっぱりしてとても良いのです。井上さんなんか「こんなの初めて知った」とか「本当にリンゴの香りがする」と言って、やたら感動していたのでした。頂上にいた団体数十名の他は、行き違う人もなく、下りの道をまちがえたとはいえ、ほろ酔い気分の楽しい山行だったと思います。

〈コースタイム〉
落合バス停(10:30) → 御岳山(12:00～14:30) → 強石バス停(16:15) → (徒歩)三峰口駅(16:45)