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西黒尾根・雪洞訓練
中沢 佳子

山行日 2003年3月29日~30日
メンバー (L)高橋(俊)、小堀、中沢(佳)

 去年に引き続き、今年も掘ってまいりました。去年に勝るとも劣らない大雪洞。コボさんなんて、掘って掘って堀りまくって、肉離れを起こしてました。仕方ないので、谷川岳登頂は、ナシ。去年登ったしね。まあいいか。
1日目
 東所沢駅に7時に集合して、小堀カーで出発。最近のお気に入りBGMはサイモン&ガーファンクル。・・・暗いよぅ。10時に谷川岳登山指導センターに到着。登山センターの周辺はすでに雪が解けている。去年よりも降雪量が少なかったらしい。数年前には、センターの裏に掘ったこともあったそうだが、今年はとても無理。
 ギリギリ掘れる所まで、1時間だけ登る。いつも通りの軟弱隊。「訓練だからね。雪洞を掘って泊まってみることが目的だもん。」
 11時30分から14時までの3時間半、交替で黙々と掘り続ける。去年より泊まるメンバーの体積が大きかったことと、思いのほか雪が締まっていたのが原因。途中からほとんど氷を削っている状態だった。両手でスコップを持ち、一振り一振り頭の上から振り下ろして、前面の壁を削っていくのだが、一振りで5センチ程度しか掘り進めないほど硬かった。ただ、ブラックダイヤモンドのスコップは安定感があり、優れものだ。去年のプラスチックスコップではとても無理だったろうと思う。
 ようやく雪洞を完成させた後は、14時から21時までひたすら宴会。ツマミは小堀氏特製の味噌漬肉(わざわざ漬けてきてくださいました・絶品!)&味噌煮込みうどん。&生ハムに大量の乾き物。デザートは鍋いっぱいの杏仁豆腐。話すネタは、あんなこんな人間関係&各自の将来設計&もろもろの悩みごと。サケは濁り酒&浦霞&ビール&チューハイ&ワイン。いつもどおり、飲んで歌って食べて出して話して笑って飲んで飲んで食べて話して聞いてツッコミを入れて驚いて飲んで歌って出して・・・、・・・、いたらあっという間に夜は更けていきました。
2日目
 7時に起床。朝から青空が広がるいい天気。高橋氏の持ってきた500円ソリ(直径50センチ程度でお尻だけ乗せられる優れもの)で、軽く準備運動をして、早々に下山した。ユテルメ谷川で汗を流して、ビールを飲んで帰宅。
 メンバーが少なかったのが残念だったけど、非常に濃く充実した2日間でした。来年も参加しまっす。


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