山行日　2011年10月8日～9日
メンバー　(L)星野、YUKI

【10月7日】
　深夜都内発。土合駅3時半着、車中泊。

【10月8日】
　6時起床。買出し後、林道ゲートへ向かうが道路崩壊のため通行止め。宝川温泉駐車場に停めて出発。倒れた木々、沢筋を埋めた土砂、壊れた堰堤を見ながら約1時間余計に歩く。これらは7月下旬に新潟・福島の山間部を中心に起きた集中豪雨の爪痕であること、米子沢の下部なども荒れたことを別の登山者から教えてもらった。林道ゲートを過ぎ、登山道になってからも沢筋は所々崩壊。ひどくぬかるんだ場所もあり、歩きにくい。
　本来(遡行図)の入渓点より手前の渡渉点から入渓。夏なら楽しめそうな滝やゴルジュも、今回は膝上を濡らすつもりがないため巻きでスルー。遡行を進めるにつれて木々の色づきが増し、飽きない。写真を撮りながらのんびりと歩く。幕場は予定通り二俣とした。

【10月9日】
　朝、紅葉が一段と進んでいた。残りの沢を遡行し、噂に名高い「天国へのツメ」へ。草原の黄金色と青空のコントラストが美しい。
　藪こぎのない快適なツメだが、稜線に出てから登山道に出るまで藪こぎがある。登山道に出た頃にはガスがあがり、谷川岳は見えなくなっていた。朝日岳経由で大石沢へ下降。紅葉のトンネルはきれいだが、ダラダラと長く疲れる。その後は登山道を渡渉点まで戻り、残りは元来た道を引き返した。