山行日　2013年10月19日～20日
メンバー　(L)佐藤、勝部、永岡、天内

　三峰創立80周年記念の西上州80本登山。例会計画では物語山と御堂山の2山を登る予定だったが、天候に恵まれず観光+たき火宴会で終わってしまった。
　金曜夜に高田馬場に集合し、途中の甘楽PAにて幕営。芝生の上にテントを設営したため、地面が柔らかく快適安眠だ。

　土曜日朝、物語山に登ろうと登山口のサンスポーツランドに行くものの、雨で視界も悪い。物語山はあっさり諦めて、霊場とされる阿唱念の滝の見物に変更する。駐車場から滝までは遊歩道のはずだが、数年前の台風の被害が甚大で、コンクリート製の階段も流され傾いたままで放置されている。倒木をまたいで行くような場所もあり、現状ではとても観光客用とは言い難い。それでもカサを片手に40分程で滝に到着となった。
　阿唱念の滝は高さ15m位で上部はオーバーハングしている。水量は少なく、滝壺もほとんど発達していないため、行者が滝に打たれて修行するには最適だったのだろう。
　印象的だったのは、滝の左側に鎮座する不動明王像だ。高さ50cm程だが、背負った火焔の躍動感が素晴らしい。さらには眼光も鋭く、石像とはいえ目を合わせるのがちょっと怖いようだった。
　その後はお決まりのたき火キャンプに突入だ。今までの場所はマキを燃し尽くしてしまったため、新規に開拓した場所での実施である。もちろんクルマ横付けでアクセス良好。太い丸太もあり、焚き木も潤沢だ。牛肉塊をいぶり焼きにしての大たき火で盛り上がった。