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花見山行・高尾山
梅田 尚子
山行日 2022年4月10日
メンバー (L)原口、別所、野田、江村(皦)、梅田、高橋(史)、佐藤(明)、菅原、小芝(泰)、深谷、宮本、渡辺(靖)、高橋(俊)、藤井、他3名

 山を始めてからずっと行きたかった高尾山での、入会してからずっと参加したかった宴会山行。都合がついたので、ルンルンで参加させてもらった。
 電車に揺られながら、明るい時間に家を出る山行は久しぶりだな、とふと思う。いつも体に鞭を打って山に行っているが、こんな健全な山行もいいものだな~なんて思った。
 9時半に高尾山口駅集合。原口さんから食材を受け取り、歩荷組は高尾山では難関と言われている稲荷山コースで登る。難関とは言えそこは人気の高尾山。段差も小さく、木材で整備されている箇所も多く、非常に登りやすい。おしゃべりしながら登っているとあっという間に山頂についた。
 山頂は人でごった返していたが、東屋の一角をレジェンド達が占領して、ワイワイやっていたので遠目でもすぐにわかった。
 原口シェフの豪華鍋ができあがるまで、千秋さん、明さん、原口さんのご友人の岡田さんのおつまみに舌鼓を打つ。そうこうしている間に、近くのテーブルから人がいなくなった(逃げた)ので、虫がたかるように一斉占拠。2テーブルを使った大宴会のスタートだ。
 今回の企画は会員・会友だった鈴木嶽雄さんが亡くなられたことを偲ぶ意味も込められている。献杯と乾杯を繰り返したところで、待ちに待った原口鍋が完成!ここはどこですか、と言わんばかりの豪華食材がたんまり。ホタテ、牡蠣、最後は蟹!ほっぺが落ちる美味しさだ。絶品鍋を囲みながら、田原さんのヨーデルを聞く。東屋の一角だけ、ここは高尾山じゃないような不思議な感覚におそわれる。
 いっぱいお喋りして、たらふく飲み食いしたところで、後ろ髪を引かれつつも宴会はお開きに。
 毎度のごとく、酔っぱらってどうやって下山したのかよく覚えていない。しかし、下山中にブランデーを片手に見ず知らずのお兄さんに話しかけまくったことと、あの明さんに逃げられたことだけはうっすら覚えている。
 思い返してみると、(自分だけ?)健全とは言えない山行となった。

初・高尾山!

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