山行日 2026年5月16日
メンバー (L)田中(聖)、小堀、小幡、神宮、髙橋(佳)
天城山(周回コース)
ゴルフコース→四辻→万二郎岳→万三郎岳→四辻と、時計回りで周回した。
成瀬駅に6時30分に集合して出発。伊豆スカイラインでの度重なる通行料金徴収に舌打ちしながら前進。車中では小堀さんと萌木ちゃんが好きな落語家は小三治とのことですっかり意気投合していた。登山口の駐車場は満車のため300mほど下に駐車し出発。
歩き始めは、大小の岩で少し歩きにくいものの軽快に進む。小幡氏が、得意の『乾杯(長渕剛)』を披露する。昭和世代は一緒に口ずさむも、萌木氏の「一度も聞いたことが無い、長渕剛も知らない」との一言にジェネレーションギャップを痛感した。気を取り直して各世代の卒業式ソングや、教科書に掲載されている歌の話をしながら快適に登れた。
三つ葉ツツジが頭上高く咲き誇り、右手には広葉樹林、左手は杉林を見ながら少し冷たい空気の中を歩く。根の張りが浅いのか根こそぎ倒れている木もあり、むき出しになって乾いた畳一畳分ほどもある根がオブジェのようにも見える。薄オレンジ色の下地に、カーキやベージュの斑模様が入ったヒメシャラの幹が美しい。幹は触ると石のようにひんやりと硬く、木肌はツルツルとなめらかで心地よい。まだ葉を出していない木や、芽吹きたての薄い葉も多いため森全体が光に満ちて明るく、何度も手を広げて深呼吸をしたくなる心地よさだった。視界が開けた地点では青空の中に裾野を隠した富士山の頭だけが見え、空中に浮かんでいるかのようで非日常間を味わえた。

眼下に広がる黄緑色が鮮やかなゴルフコースに、綺麗だの(山が)ハゲているだの、自然破壊だ、だの思い思いの感想を口にしながら楽しく歩く。
万三郎の山頂は意外と狭かったがシャクナゲがほぼ満開。薄い桃色の密集した花と、良く磨かれた革のような質感の濃いグリーンの葉が美しい。藪漕ぎ時のシャクナゲは癪だねえ、いくつ咲いてるんだい、100だねえ、とコボさん(自称50歳)も絶好調。
お昼休憩をとる。我々の他に15名ほどが休んでいたため、萌木師匠の落語拝聴は断念して出発した。少し下ったあとは、右手に広葉樹林を見ながら明るい森をトラバース。晴れているが湿度が低く午後になっても汗だくにもならずに歩ける。何より木の密度が低く、空が明るく、何度も何度も「いい道だね」「気持ちいいね」「最高だね」とメンバーから声が漏れる。所々ロープが張ってあったり、梯子がかけてあったりと変化に富んでいたので最後まで飽きずに歩くことができた。
下山後は、聖さんが以前行ったことがあるという温泉で汗を流した。受付の背後にはプラモデルやフィギュアが整然と飾られ、休憩室奥に並べられた10台ほどのパチンコ台の画面が賑やかに点滅し、床にはラジコンのサーキットコースが敷かれているという何ともカオスな温泉だった。
今回は残念ながら落語を聞くタイミングが無かったが、次回は是非披露して頂きましょう。みなさまお疲れ様でした。
〈コースタイム〉
登山口(9:30) → 万二郎岳(11:45) → 万三郎岳(12:45) → 登山口(15:30)