| 山行日 | 2026年5月23日~24日 |
| メンバー | (L)久保田、篠山、甘川、芦田、麻見、川口(由)、岡田、軽部(剛)、関、木村(和)、高橋(史)、青木、吉川、平井、鎌倉、山口(航)、他1名 |
今年度の岩講習は、三ツ峠山・屏風岩にて、総勢17名のメンバーが集まり実施されました。今回の講習は、基本的なマルチピッチ技術のシステムをしっかりと確認しつつ、マルチピッチ経験者にとっても新鮮なあぶみ(人工登攀)やジャンピングといった技術も取り入れました。2日間ともあいにくのすっきりしない空模様ではありましたが、それぞれのレベルに応じた課題を見つけ、非常に中身の濃い充実した訓練を行うことができました。
【講習メニュー・要素技術】
・支点構築 / セルフビレイ
・マルチピッチのシステム
・状況に応じた様々な懸垂下降
・登り返し
・ハーケンの使い方
・人工登攀・あぶみ
・ジャンピングによるボルト穴あけ
【5月23日(土)】曇り時々小雨
予報は曇りだったものの、三ツ峠に上がると辺りは真っ白なガスに包まれ、時折小雨がパラつくコンディションとなりました。メンバー一同、寒さに震えながらの講習スタートとなりましたが、岩が完全に濡れるまでには至らず、予定通り屏風岩にて講習を開始。
初日は基本となる「支点構築」「セルフビレイ」「マルチピッチのシステム」「懸垂下降」を中心に実施。意味をしっかりと理解し、安全かつスピーディーにシステムを回すコツを実地で学びました。
夜は西湖湖畔のキャンプ場へ移動。お楽しみの宴会では、BBQや山梨名物の温かい「ほうとう」を囲み、焚き火の炎に癒やされながら、大勢で楽しい時間を過ごし、親睦を深めました。
【5月24日(日)】曇り時々小雨
朝、キャンプ場周辺は雨が上がっていたため、期待を込めて登山口へ向かいました。しかし、登山口に到着すると小雨が降っており、屏風岩での講習は厳しいと判断。機転を利かせ、麓の適当な場所に移動してメニューを継続することとしました。
2日目は主に「懸垂下降からの登り返しへの切り替え」や、「あぶみ」「ハーケンの叩き込み」「ジャンピング」の講習を実践。天候による制限はあったものの、お昼前には全メニューを怪我なく無事に完了し、現地にて解散となりました。
今回の講習が、参加した各メンバーにとって何らかの気づきや技術のアップデートに繋がり、今後の安全な山行の一助となれば幸いです。
最後になりましたが、共に講師を務めてくれた篠山さん、サポートしていただいた経験者、熱心に講習に取り組んでくれたメンバー全員に感謝いたします。
以下は参加メンバーからの感想です。
【甘川】
今回の岩講習ではこれまで自分が知っていたやり方とは違うやり方をいろいろと知ることができ、とても勉強になりました。実際に複数の方法を試すことで、それぞれのやり方のメリット、デメリットを理解できたので状況に応じて使い分けたいと思います。あぶみやジャンピングなど普段なかなかやることのないことができたのも貴重でした。講師のお二人は丁寧にわかりやすく、なぜそうするべきかも含めて説明してくださったので、理解が深まりました。ありがとうございました。
【芦田】
マルチピッチや登り返しについてはすでに知ってはいたが、細かいコツを色々と聞けて、非常に参考になりました。アブミやハーケン、ジャンピングについては全く初めての経験だったので、とても勉強になりました。雨の中、岩に登るという点も普段はなかなかやらないので勉強になり、面白かったです。しっかり家でも復習して、使える技術として身につけたいと思います。
【岡田】
初めて試すあの技術、できる気になっていたこの技術を実践することができました。山の技術習得はやはり実地に限ります。最高に内容の濃い二日間でした。お忙しい中講師を引き受けてくださったお二人に感謝!!
【軽部(剛)】
今までに無かったほど丁寧な講習計画と、充実した予習資料でサポート側としても助かりました。道具も技術も変わっていくし、知らなかったロープワークの注意点あり為になる講習でした。ありがとうございました。
【高橋(史)】
今までの岩講習を受けていない久保田君だからこそ出来た今までとは毛色の違う凄く良い岩講習になったと思います。篠山さんも教える為に何倍もの勉強をして講師をやってくれたのだと思います。2人に頼んで本当に良かったです。天気がイマイチだったのだけが心残りです。是非フルで受けたかったと残念には思います。
そして宴会は、やっぱり楽しいですね。